瑞慶覧かおり  Art work
新しい漆喰下地

今週水曜日から始まる府中伊勢丹の展示用に、新作旧作合わせて5点ほどフレスコ画を準備しました。

2年前の銀座三越以来、久しぶりの百貨店展示になりますが、今回は複数作家の展示販売会という形で、出品作品や価格等は画商さんにお任せしており、作家在廊等はありません。
でも近所ですので、初日と土日に少し会場に居る時間を作れたらと思っています。

 

作品は、今回の出品用に、小さいサイズで描いた龍のフレスコ画です。
この作品は、これまでとは異なる新しい下地を使っており、他の絵とはまた違う質感をしています。
下地の漆喰シートに入れる雲母を最大限にし、とても煌びやかな質感になっているのです。

 

暗い部屋に置いた龍の顔部分に、ペンライトで光を照射。

んー、このキラリズム、実物でないとなかなか伝わりませんが、下地に合わせて最後の雲母彩色の量をこれまでより多くしているので、龍の鱗や勾玉が光を受けると大きく輝きます。



この下地は、いつもお世話になっている漆喰メーカーの開発者さんが新しく作って下さった新作漆喰シート。
初めてサンプルを見せていただいた時は、宝石のような漆喰の美しい質感に、ため息が出てしまいました。



1枚目写真の雲母のピグメントも、メーカーさんに送っていただいたもの。画材屋にあるパール系顔料は限られていますが、化学業界には様々な粒径、色の雲母があるようで、これらを組み合わせると無限の表現に広がります。フレスコ画への雲母彩色に適した定着材まで作っていただいており、絵画組成の面で大きくサポートして下さっています。


漆喰シートを使い始めて約8年、私のフレスコ画表現を支え、更に新しい展開へと広げて下さるメーカーさんの技術力にはいつも感謝です。

 

 

この一枚をスタートに新しいフレスコ下地での作品展開も考えています。
そんな契機となる作品、画像では伝わらないので、ぜひ本物をご高覧いただければ幸いです。

この他にも、先日大賞をいただいた「花の巣」、来年の干支の「ねずみの花屋」など4〜6号サイズのフレスコ画が展示予定です。

 

 

 

  


JUGEMテーマ: 展覧会

 

 

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